(創作シリーズ:BL。苦手な人・解んない人は見ないようにー。)
「しっかし…入れ替わっても違和感無く女として学校に通えるって、どうよ」
この、ツラの可愛さもあるだろうが…。最初に断っておくけれど、カズイは男のくせに顔だけ見たらかなりの美少女だ。肩幅だって細い方だろうし、睫毛は長いし目は大きいし肌は白い。荒れてすら居ないそのきめ細かい肌は深窓の令嬢を思わせないことも無い。この中身を知らなければ、そう形容できないってことはないだろう。
カズイはどこから取り出したのかロリポップを舐めながら、うるせぇよ、などと返した。
「零緒と俺は一卵性の双子。零緒のが妹だけど…ずっと一緒に居たし、お互いの真似して遊んでたこともよくあったしな。言ってみりゃ十八番ってヤツ?」
遠くを見ながら、そんなことを言う。ふぅん、と頷いて見せた。
「でもそういうのって、…なんか、寂しくないか? 僕は双子じゃないからお前の気持ちなんてわかんないけどさ」
「…わかんないなら口出しすんな」
「協力するのはこっちだぞー?」
「…………。」
ちょっとふざけてみたりもする。隣に座っているカズイの表情を盗み見てみると、ロリポップを咥えたまま思いっきり目を逸らして俯いていた。くるくると表情が変わる。解り易いヤツだ。
「…正体知られたからには協力してほしいと思ってる。悪いな」
正体って…。発言がいちいち子供染みてて、何だかそれが微笑ましかった。それに、僕の答えはさっきも言ったはずだ。
俯いたままのカズイの頭の手をやる。まさか、ついさっき初めて言葉を交わしたような相手と、ここまで打ち解けるとも思っていなかったけれど。
「わかってる。やるからには全力で協力してやるから」
カズイは、こくりと頷いた。
こうして、僕と『彼女』との一週間は始まったのだった。
〈第四番へ〉
***
………また…。
名前出さなくとも支障をきたさないのが、何かなぁ…。
えぇと、とりあえず、ようやく始まりました。始まるまでに結構かかったけども。
『僕』の口調が段々汚くなってきてます。たまに俺って打ちそうになります。危ない危ない。
ガラスに映る空の青 | trackback(0) | comment(0) |
comment
trackback
trackback_url
http://fsash.blog91.fc2.com/tb.php/34-6f5e39df
| TOP |





